一人暮らしの初期費用を節約する方法

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まず一人暮らしを始めるに際してかかるお金を考えてみたい。

そこからここはケチれるのではないか? というところをより掘り下げてお話したいと思っています。
ここでは一般的に考えられる費用ではなく、できるだけ節約した費用を掲載します。
条件が良ければ他サイトで紹介されているような高額にならずに済むでしょう。
以下の事を頭の片隅においておけばいらぬ出費は避けられるものと考えています。

では前説はこのへんにしまして、本題に入りましょう。

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一人暮らしにかかる費用

まずは部屋を借りて入居するまでにかかる費用の項目を列挙します。

  • 部屋を探す際にかかる費用(宿泊・交通費等)
  • 敷金
  • 礼金
  • 仲介手数料
  • 保証会社を利用した保証費用
  • 家賃
  • 前金
  • 火災保険料
  • 交通費・必要書類等にかかる雑費
  • 引越し費用
  • 生活必需品にかかる費用(別記事『一人暮らしに最低限必要な物まとめ』を参照ください)

と、以上が部屋探しから入居初日までにかかる主な費用項目です。
並べて見るとうん十万かかりそうな雰囲気ですが、一つ一つ見て行きたいと思います。

節約のための敷金

部屋を探す際にかかる費用は割愛しました。
北海道から沖縄に引っ越す人と同地域に引っ越す人ではあまりに個人差がありますし、何より部屋を借りることとは本来関係のない話だからです。

話を戻します。
敷金です。

敷金は家賃の何ヶ月分というふうな勘定の仕方をします。
家賃三万で1ヶ月分なら敷金は三万と言うことです。
敷金なしの物件もあります。初期費用を減らしたい場合は敷金なしの物件を選びましょう。
しかし、敷金はその性質上、節約を考える上で確実に理解していなければなりません。
ですのでもう少し掘り下げたいと思いますが、長くなってしまいましたので別記事にしました。
ドケチに生きたいと考える方には必見です。『敷金について』をご参照下さい。

ドケチに礼金なしを選べ

存在すら意味不明な礼金の話です。
敷金同様、家賃の何ヶ月分と計算されています。
概ね1ヶ月~3ヶ月分のようです。
ですが、節約思考のあなたはとにかく礼金なしの物件を選ぶべきでしょう。

そもそも礼金って何?

主に関東地方で使われている言葉です。
関西では敷引きと称されるものです。
礼金は字のごとく、「大家さん、部屋を貸してくれてありがとう」という具合なものと思っている方もいるだろうが、全く違います。
京都地裁、大阪簡裁の判例から考えるに、礼金はただの家賃です。
初回のみの特別家賃と考えるべきものでしょう。礼金って言葉自体どうにかしてもらいたいものです。
家賃ですので出来るだけ安く、もしくは無しの物件を選んで何の差し支えありません。
大家から見れば取ったもん勝ちな世界です。このことを踏まえて物件を選びましょう。

ドケチのための仲介手数料無料

仲介手数料は大家とあなたをつなぐ不動産屋の分前です。
これも家1ヶ月分と言う具合に計算します。
しかし、最近では仲介手数料無料を謳う不動産屋も出てきています。
ドケチは仲介手数料無料の不動産屋を選ぶべきでしょう。

仲介手数料無料というと腑に落ちない気がするのは僕だけでしょうか?

仲介手数料無料ってことは不動産屋は儲かっていないのか? と思われる方も、もしかしたらいるのではないでしょうか。
それともただより高いものはないという考えから疑いを持ってしまう方もいらっしゃると思います。
まず仲介手数料の計算方法を知るべきでしょう。
これは宅地建物取引業法で定められています。
仲介手数料=家賃1ヶ月分✖1.08、これが上限です。
で、その上限の振り分けはあなたと大家の承諾なしには1ヶ月分の0.54倍づつまでしか請求出来ないことになっています。
1.08をかけているのは消費税分ですね。
さて、もうお気づきの方もおられるでしょうが、仲介手数料無料とは大家了承の上で大家に家賃1ヶ月分肩代わりしてもらっていると言うことです。
仲介手数料無料を謳っているからと言って決して不動産屋が慈善事業をしているわけではありません。
ですので、安心してドケチは仲介手数料無料の不動産屋を選びましょう。

世の中やっぱり悪徳不動産屋がいるという話

さて、安心してといいましたが、手数料無料の不動産屋は少ないですから探さないとなりません。
やはり通常は手数料を大家と折半か、あなたが1ヶ月分全額支払うことになるでしょう。
しかし、世の中には悪いやつがいるのです。
それは大家とあなたの双方から1ヶ月分づつ、つまり計2ヶ月分ふんだくる業者があるということです。
先ほどお話した通り、業者は賃貸に関して上限1.08ヶ月分までしか手数料を請求できないことになっています。
ですが、大家と借り主がお金の話をしないことにつけ込んでふんだくるということが実際にあるのです。
やはり、いずれにせよ手数料無料を謳う業者を探すべきでしょう。
見つからない場合は契約前に半月分までしか払いたくない旨を示すのも節約の手だと思います。
何事も契約前に相談しつくしてしまいましょう。

保証会社を利用した保証費用

部屋を借りる際に保証人を立てなければなりません。
保証人とはあなたが勝手に出て行ったり家賃を滞納した際に連絡が行くところです。
連帯保証人の場合は請求も行きます。
それに保証会社を利用しようというものです。
ドケチ的にはもちろん保証会社不要の物件を選ぶべきでしょう。
ですが、物件如何では保証会社にその保証人になってもらわなければならないところがあります。
少し掘り下げてみましょう。
保証会社は生命保険や自賠責の任意保険と同様、民間の会社ですので、そこから提供されるものはもちろん商品なわけです。
商品ですから会社ごとに内容・費用が違ってくるのも当然の話しです。
つまり、安い商品も高い商品もあるということです。
賃貸ではこの感覚が希薄になりがちです。
要保証会社と書かれていて横に「◯◯保証会社のもの」とか書かれているわけです。
でもこれってすごく可怪しい話だと思いませんか? 金を払うのはあなたなのに渡される商品は勝手に選ばれているわけです。
そんな馬鹿な話はありません。
相場通りの商品であれば探す手間も省け、不動産屋のサービスとして受け取れるものですが、裏で手を握られていて妙に高く請求されることもあるわけです。
対処法はあなたが賢くなるしかありません。
肝心の相場ですが、初回手数料が家賃等(駐車場代共益費込)の30%~100%、更新料が家賃等(駐車場代共益費込)の10%~or1万円とのことです。
ただし半ば強制的なものですので、契約前に相談の上、どうしても指定の保証会社を利用しなければならないとなれば、他の物件or管理会社をあたるか、受け入れるなりしましょう。

一人暮らしの家賃

さて、メインですね。
家賃です。
これを抑えることは節約の根本だと思います。
何万の金が毎月出て行くのですから相当なものです。
節約的に考えなくとも安いに越したことはありません。
上で説明した通り家賃をベースに勘定するものが入居前には多いので、家賃を1万円安いところを選ぶだけでも、例えば敷礼1・1の物件であれば3万円安くなる事になります。
3万あれば大きめの冷蔵庫が買えちゃいますね。料理が捗りそうです。
家賃で語るべきことは少ないです。
物件の良し悪しと家賃は相関しますので、自身の収入を鑑みて判断下さい。
より多くの物件を見ることがリスクヘッジになることでしょう。

一人暮らしの火災保険料

前金は飛ばしました。僕が経験したこともない話ですし、話すことも見つかりませんでした。
火災保険の話をしたいと思います。
火災保険は火災や人災による損害に対し保証する商品です。
保証会社同様、商品の費用の違いがあることも観点の1つですが、火災保険の場合保証内容もよく見なければならないでしょう。
それによって費用が安くなることも大いに期待できますので、ドケチ的にも選定すべきでしょう。
僕がちょろっとネットで火災保険を調べた結果でも、借家人賠償責任2000万、家財保険100万、個人賠償1億、法律相談費保険30万で年4000円というものがありました。
2年で1万を切るぐらいでしょうか。
年2000円というものもあります。
さて、往々にして火災保険も管理会社の言われるがまま契約することがほとんどだと思います。
ですが、その保証内容が度を越しているものが多いとも聞きますので、一つ一つ精査したいと思います。

一人暮らしの火災保険の内容には何があるの?

  1. 借家人賠償責任
  2. 家財保険
  3. 個人賠償責任
  4. 被害事故法律相談費用等
1番から見て行きましょう。

借家人賠償責任というのが賃貸で火災保険を考える上での肝です。
これのために火災保険をあなたが入れさせられると言っても過言ではありません。
例えば、部屋が燃えてしまったとしましょう。退っ引きならない状況です。
あなたは部屋を借りているわけですから、大家に部屋を原状回復の上返さねばなりません。
もちろん、部屋が燃えて朽ち果てているわけですから修繕費を支払わなければなりません。
そんな時のための借家人賠償責任の保険というわけです。
全額保証や2000万円まで保証など様々です。
部屋の時価、広さ平米数築年数によるのですが、1R・1Kや1DKなら50㎡も無いと思いますので、1000万で十分です。

2番の家財修理費用の項目

家財修理費用は家財(あなたの持ち物)が燃えちまった壊れちまった場合に保証されるものです。
一人暮らしでこれから住み始める住み始めたであろうあなたが何百万円もの家財を持っているとは考えられないです。
単身者は100万で十分です。100万あれば必要最低限の家財道具は復旧出来ます。

3番、個人賠償責任保険

車の自賠責と同じです。
あなたがやらかしたことに生じた他人への損害に対し支払わなければならなくなった賠償への保険です。
例えば、水が漏れた→階下の部屋に浸水→どうなってんじゃ、ワレ!?
こうなった時用です。
正直、あまり考えなくてもいいです。
これの金額を変更した所であなたの掛け金はあまり変わりません。
1億円とかですかね。あれば安心です。

4番、被害事故法律相談費用等

これはなにげに気になるところです。
つまり、賠償やらなんやらとなると弁護士さんに相談・依頼することになるわけです。
僕は自己破産の際、弁護士さんを利用させて頂きましたが、これほど心強い存在はありません。
退っ引きならない状況に追い込まれたなら自分で何とかしようとせず、すぐに相談すべきです。
負わずにすむ負債があります。
その時に必要になるのが、弁護士費用です。
なかなか高額ですので、それに対し保険があると安心です。
示談交渉サービスが付いているとあなたの脳味噌は1片も使うこと無く問題が解決するでしょう。

一人暮らしの引越し費用について

必要書類代等は割愛します。
さて、なかなか金と手間のかかる引越し費用です。
まず、近場に引っ越すのか遠方・県外に引っ越すのかでおすすめの方法は変ってきます。

できるだけ安く済む近場での引っ越しを考える

家財道具・家電など大掛かりなものを運ぶ場合はハイエースなどレンタルして引っ越す方法がおすすめです。
トヨタレンタカーでハイエースを一日借りようと思うと9720円かかるようです。
あなたの都合に柔軟に合わせられますので、色々引越し業者に見積もり出させたりして選定するよりよっぽど時間もお金も節約できると思います。
ただ、デメリットとしては家財を自身で運ばなければいけませんので、家族や友人の援助が必要になります。
あと、家財の運搬の際、部屋を傷つけないように慎重になるべきです。
そういった傷や痛みはすべてあなた自身に返ってくるからです。
もし、家電等は引っ越してから揃えるのであれば、それが引越し費用を考える上で一番安上がりです。
なぜならあなた自身リュックに衣類等を詰め込んであなた自身の交通費=引越し費用に収まるからです。
徒歩ならタダです。
きっとスナフキンは引越し費用なんかで悩んだことは無いと思います。
もし手に負えないほどの荷物であるなら宅配便で送ってしまいましょう。
日付指定も一週間先までなら指定できるので、かなり融通がききます。
宅配便を使用する上での注意点は梱包です。
中に遊びがないようにしっかり詰めて梱包し、液晶画面などは段ボールで保護する等処置しましょう。
宅配便の保証があると言っても、壊れないことに越したことはありません。

遠方の引っ越しで最安を考える

もし家財道具・大型家電がある場合は引越し業者の利用しか手が無いです。
これは見積もりを複数社に依頼して比較見当するしかありません。
ここで注意すべきは対人サービスです。
口コミ等をよく吟味した上で決めましょう。
残念ながらここがいいという情報を僕は持ち合わせていませんので、むしろ情報が欲しいところです。
僕が経験した引っ越しではは東京ー大阪間が最大距離なのですが、大型の荷物を一度も運んだことはありません。
なので、上記の宅配便(コンビニ窓口)を使用した引っ越し法しか遠距離では実践したことはありません。
その時の僕の引越し費用は荷物が約3000円(端数失念)+深夜バス5000円の計8000円です。
引越し業者を利用した費用の相場を価格ドットコムさんのサイトで一覧になっていましたのでここでご紹介したい。
価格.com – 引越し料金相場|引越し料金比較
ここをみると単身でも遠方であれば6万円近くかかってしまうので、これを考えると大型家電・家具は諦めて現地で買ってしまう方が安上がりな気がしてならない。

総括

以上で一人暮らしの初期費用に関する項目を仔細に考察したわけだが、実際の金額をここで試算してみたい。
物件に関しては理想的な条件を当てはめてみて試算するので、最低限と考えて差し障りないものと思う。
東京から大阪を想定。

  • 敷金なし
  • 礼金なし
  • 仲介手数料なし
  • 保障費(家賃3万と仮定。その3割+登録料1万円)=19000円
  • 最初1ヶ月分の家賃3万円
  • 前金なし
  • 火災保険料2700円
  • 雑費(物件探しのため東京大阪1往復分8000円)大阪内での移動食費割愛
  • 引越し費用(宅急便で東京大阪間120サイズ3箱を想定し4336円+深夜バス代4000円)=8336円

大阪◯◯駅徒歩15分の1Kの物件に衣類などが梱包されたダンボール3箱持ち込むのにかかる費用は68036円という試算。
もし実家から引っ越し、かつ大阪に友人が住んでいる状況であれば、雑費の項目を消すことも可能でしょう。-8000円。
これに加え、これからここで生活するための家電や家具を購入しなければいけないことを考えると+10万は欲しいところだと思います。
又の機会に考察したいと思います。
結果15万、20万あればとりあえずの生活を1ヶ月過ごすに十分過ぎるという計算になりました。
こう考えると思いの外一人暮らしを始めるのはそう難しいことではないことが伺えると思います。
なんでも最初が肝心なので、ここで大切な資金を無駄に溶かすことは避けるべきでしょう。
以上。

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