家事を努力の起点にすると一石二鳥という話

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家事は面倒だ、時間の無駄だ、などネガティヴな評価がもっぱらだが、大きな努力の前の起点になるという風にポジティヴに捉えてみようと思う。

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何事もウォーミングアップが必要

急に走れば怪我をする。誰だって知っている常識だが、こと精神に関してもウォーミングアップが必要だということを意識している方は少ないように思う。

目が覚めて、すぐに外国語の単語を覚えようなどとオンオフのスイッチで動く機械のような人は稀ではないだろうか。頭がはっきりしてくるのは人によりけりだが一時間ないしそれ以上の時間を費やしてしまう方もおられるだろう。

その間惚けていてはいけない。じっとしていては意識がはっきりするまで余計時間がかかり、最悪目覚まし時計を再セットして二度寝and遅刻のパターンを踏んでしまいかねない。

歯を磨け、朝食を食べろ、ベッドメイキングをしろ

ただ、世の中にはそう意識をはっきりさせなくてもできることが用意されている。身支度や家事の類だ。おそらく歯を磨くぐらいは目を瞑っていても出来る作業ではないだろうか。そうしている内に目が冴えてくる。そういった作業は色々と挙げられるはずだ。

比較的幼少の頃から教わってきたこの些細な作業は精神のウォーミングアップに最適なのだ。

何かしようと思っていても踏ん切りがつかない時はまず掃除

憂鬱な予習前や資料作成前に散らかった机の上を片付けてみるのもいいだろう。

夜、ドラマを見終わってソファーから脱出するのはなかなか骨が折れる。そんな時は空いたグラスを洗うだけでもいいだろう。リモコンを元の位置に戻すだけでも起点になるはずだ。

英語の教科書に向かって一時間……集中力が途切れ漫画に伸ばす手をぐっとこらえて本棚の拭き掃除をしよう。寝る準備で歯を磨きに行くのもいいアイディアだ。歯を磨き終えれば脳の切り替えができてリフレッシュしているはずだ。もうひと頑張り、三十分くらいは勉強できる態勢が整っていることだろう。

小作業、大作業を分ける

これは個々オリジナルで決めるほうがいいと思われる。が、ここで一人暮らしの僕の一例を挙げておけば指針として役立つだろう。

五分程度で終わる作業を小作業。

それ以上かかる作業を大作業と分類する。

小作業は、机の上を片付ける・家具の一つを拭きあげる・スマホの画面を綺麗にする・歯を磨く・顔を洗う・服をたたむ・皿を洗う・床をクイックルワイパーする等々

大作業は、茶を淹れる・飯を食う・風呂に入る・本格的な掃除・読書・英語のお勉強などなど

僕は単身でワンルームに住んでいるためか服をたたむや床を履くような作業は小作業に分類できる。が、家族世帯や広い家にお住いの方はより細かな区切りを設けることで大作業のための小作業をストックできる。

実際体を動かさなければ頭も動かない

そんなことは経験的に知っているはずだ。だがその経験知は、朝ジョギングをするなど、大作業を増やしてしまう結果に終わってしまっていた。そうではない、大作業は極力減らさなければいけない。

なぜなら時間は有限だからだ。人一人にできることは限られている。いつかは死ぬのだ。

やる気にエンジンをかけるのにそんな大掛かりなことは必要がない。一杯水を飲むだけで人は動くようになる。ラジオ体操も突拍子もなくしてみるのも悪くない。第一なら3分で終えられる。カップラーメンのお湯すら湧かせない時間で脳をリフレッシュできる。

手塚治虫は煮詰まるとよく逆立ちをしたことは有名な話だ。ようはなんでもいいのだ。

一度、皿を洗い終える時間を計測してみるとなかなか面白い発見になると思う。

おわり

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