iQOSですら袋叩きなのをみて頭にきたから徹底的にたばこを擁護する

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僕は愛煙家だ。
これまで数多くの批判が注がれてきた煙草文化はもはや風前の灯火である。
タバコに対する批判記事や批判的なコメントを目にするたび悔しい思いをしてきたが、そのたびにタバコに火を点けて無理矢理冷静さを取り戻し、ぐっと堪えて生きてきた。
だが、もう我慢の限界だ。僕は悲しくて仕方がない。だから、今まで譲ってきた百歩をそっくりそのまま返してやりたい気分になった。

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「紫煙が臭いから規制しろ」に対して

「服についたタバコの臭いが気に入らない。」
そうか、なら是非全国のスーパーや焼き肉屋およびバーベキュー施設に肉税をかけろ。税率は6割、1000円だった肉は2400円ぐらいになるだろうか(1400円が税)。自由価格も許さない。

これを極論に感じた人には、これからタバコを批判する際、二度と「臭い」を理由にしてもらいたくはない。
商売あがったりなんて弱音は一切聞かない。

ほかにも、化粧品税、香水税、排ガス税(臭い分割増)、公共施設および不特定多数が利用するトイレの臭いに関する税、加齢臭税etc……。
ありとあらゆる臭いがするものに漏れなく税をかけてもらいたい。
全部税率6割だ。

6割なんて横暴だ! という声が聞こえてきそうだが、僕はこれでも優しいと思っている。
僕は知っている。
「タバコの値段なんて1000円にしちゃえ」という声があることを、僕は耳にたこができるぐらいに知っている。

そもそも、紫煙が臭いなんて言う人間は良い煙草に触れていないだけの無教養に他ならない。
臭いと思って吸ってる人間いるわけないだろ。

「健康に悪いから」に対して

まず、こちらとしては自分の体のことについて他人にとやかく言われたくはないし、おそらく批判者側も喫煙者それ自身の健康には全く関心がないことも知っている。
おそらく、焦点になっているのは社会的損失と副流煙による非喫煙者の健康被害だろう。

まず社会的損失について。

そもそも、少子高齢社会が問題だと騒いでいるのに、タバコで寿命が下がることを悪く言うのがまったくわからない。
30歳の寿命が20歳になるというならまだしも、80歳が70歳になると言われても何を言いたいのかまるでわからない。
老人が今後も増え続けるから問題だと言っているのだから、さっさと死ぬのはいいではないか。
生産年齢の人が老人に払う年金や医療費が減るのだから、いいではないか。

「高齢者の寿命が短くなる可能性がある」。
このことを仮に前提として次ぎの話も批判したい。

(タバコの税収)-(タバコによって増えた政府支出)は赤字に対して

タバコの税収がざっと2兆円で、タバコの健康被害によって生まれた余計な支出がざっと7兆円だから差し引き-5兆円損だという話。
数字は試算ごとにばらばらだが、この際どうでもいいです。

僕はこの7兆円の内訳をみた時はあきれかえったのを覚えている。

逸失される労働力の損失5兆8000億円
喫煙者の医療費1兆2900億円
火災による損失2200億円
間接喫煙者の医療費146億円
7兆3246億円

「逸失される労働力の喪失」??
なぜ、政府の収支の話に労働力が加味されるのか?
労働力を加味するなら、タバコ産業の労働力=経済効果を含めないといけないが、もちろんタバコの方にはそれが加味されていない。

それに加えてこれが悪質なのは、逸失されたとされる労働力のほとんどは高齢者が占めているにも関わらず、日本人の平均年収に損失人数と損失年数を掛けただけの物になっている点だ。(500万円*10万人*10年か?)
しかもその損失したとされる人数と年数もどうはじき出したのかわからないのが恐ろしい。

よしんば、10万人10年としても、80歳が70歳、70歳が60歳で亡くなってしまった場合の10年は損失ではなく、年金や医療費が浮く場合がほとんどではないだろうか?
医療費のかさむ「高齢者の寿命が短くなる可能性がある」のなら、医療費はむしろ減るのではないか?

ただ、僕はこんな計算はしたくない。
感情論でしたくないのではなく、したところで意味がないからだ。
寿命はタバコに限らず今まで何を食ってきたのか、どれぐらい運動してきたのか、精神をすり減らしてはいないか、家族はいるか、家族は仲がよいか、などなど多様なことが積み重なって訪れるもので、結局のところ誰にもわからないから、タバコだけの話をしたところで何の意味もない。

ちなみに、先ほど作成した表は2002年バージョンのようで、調べると2005年バージョンがあるらしくそれを掲載しておきたい。

健康面17,680.85億円
施設・環境面1,918.35億円
労働力損失23,664.49億円
4兆3,264億円

たった3年後に、3兆円も試算額が変わるデータの信憑性とはいかに。
このデータだけで全否定できるとは思っていない。これは単なる一例で、このデータを作った人間が思い込みで間違っただけかもしれないからだ。
だが、こんな例がタバコ批判には数多くあることをもっと知られても良いとも思う。

「タバコは体に悪い」に対して

何事も悪い面ばかり挙げればそれは悪い物として認識される。特に、「健康」というあやふやな概念の上ではそれは顕著だ。

水素水は体にいいらしい。
是非、タバコが体に悪いと豪語する方々には「水素水は体にいい!」と高らかに謳っていて馬鹿にされていてもらいたい。

水素水は今現在、人間の身体にどう良い影響を及ぼすのか病理学的なエビデンスはない。
飲んでる人が「なんかいいっぽい」という声が多いから良さそうと思っているだけでしかない。

タバコの害に関するデータは今現在、疫学ベースでしかなく、病理学的なエビデンスはない。
嫌煙家が「なんかタバコやばいっぽい」という声が多いから悪そうと思っているだけでしかない。

アスベスト被害なんて一瞬で結論が出たが、タバコがやばいって叫ばれて幾年たっただろうか。
年を経るごとにタバコって実はそんなに健康被害がないんじゃないか? という疑いが大きくなっている。

もっと違う視点から言えば、先の医療費の話にも絡むが、本当にタバコが原因で医療費が馬鹿にならないことになっているなら、政府は早々にタバコを禁止にしているだろうし、それがなされず税収の一つとして重要視しし続けている現状を見ても、やっぱりうまい汁なんだろうな、と気づきそうなものである。
大麻とか覚醒剤はダメ絶対なのにタバコが許され続けていることを考えてみてもお察し。

「副流煙がやばい」に対して

上で副流煙の数億倍やばい主流煙がやばくないんじゃないか論を展開した時点で、副流煙やばい説は虫の息だが、さらに追い打ちを掛けたい。

学校の25mプールで小便をこそっとした悪ガキがいたとする。
さて、そのプールで泳いでいるクラスメイトはその小便をどれほど体内に摂取できるだろうか。
そして、それは体に影響を及ぼすほどの、時間あたりの量だろうか。

アカギがチキンレースをしてた頃ぐらいの雀荘のような煙たい室内でも有害とされる物質の量は先の小便のアンモニア等々と比べていかほど変わるだろうか、どちらが多いだろうか。
一度、身近な会議室の体積とか例にとって計算してみるといい。

「いや、そうじゃない。臭いがしたり、見えているといやなんだ」とおっしゃる方は上の「「紫煙が臭いから規制しろ」に対して」に双六のように戻ってくれ。

「人前でタバコを吸うのはマナー違反」に対して

勝手にマナーもどきを押しつけるな。
昔は電車の中でも吸えていたではないか。
それを上のようなあやふやな理由をこじつけて「いけない事」としたのは嫌煙家たる君たちではないか。
「人前でタバコを吸うのはマナー違反」なんてのは「江戸しぐさ」と変わらないエセだ。
「タバコを吸うのはかっこいい」はよく馬鹿にされるが、もっとかっこの悪いことを平気で吹聴している人間に言われても屁でもない。

人の価値観をひとつのイデオロギーで駆逐するのは見ていて忍びない。

あと、タバコの吸い殻が落ちていると言って嫌煙家は喫煙者を馬鹿にするが、落ちて朽ちずに残ってるのは全部フィルターだ。
紙もタバコの葉もほっとけば雨で消える代物だった。
もっと言えば、キセルやパイプのままなら灰しか残らないじゃないか。
嫌煙家が健康健康言わなければフィルターなんて馬鹿なもの付けず済んでいたのだ。

うがった見方かもしれないが、タバコの煙が臭いのも、タバコを単なる化学物質の摂取としてだけ吸う世の中にしてしまったからじゃないだろうか。
ニコチンを摂取したいだけなら手軽であればあるほど良いわけだから、パッケージ済みで燃焼剤が入っていて、おまけでスーっとする成分も加味されていればガムいらずでいい、という調子で一般のいわゆるタバコが流通のほとんどになったから、周りは副流煙の臭いタバコだけになってしまったのではないか?

キセルを灰皿にカンとならしながら灰を落とす様があった。
一服の休憩はみんな朗らかだった。
ホームズの手にはパイプがあった。
バーには葉巻の良い香りが漂っていた。
そういった風情や文化を、「結局ニコチンの摂取」という短絡的な思想に落とし込んで全否定したから、吸っている方も「集中力を高めるため」だとか「ほっとするため」だとか「イライラを抑えるため」だとかわけのわからないことを言い始めて、手軽で安い一般のタバコが爆発的に広まったのではないのか?

僕はパイプでたまに吸うのだが、良い味の銘柄に出会うまで苦労した。
巡り巡って、ようやくこれだという物に出会えた時の喜びといったらない。
それに、それを燻らせた後の部屋を来客が「良いにおいだね」と言った時にわき起こった喜びも嫌煙家諸君はきっと知らない。

先ほど、タバコのにおいが臭いと言う人は無教養だと断じたのはこの意味だ。
アヤメとカキツバタの区別もつかず、実際にみたこともないのに「詩なんてつまんない」という人。
新宿にあるのに、ゴッホのひまわりを観ずに「絵なんてつまんない」という人。
腐るほどある小説の中からたった一つも自分にとってかけがえのない物語を見つけられないのに「小説読んでも無駄」という人。
小説だけではない、映画も劇も落語も歌舞伎も能も花道茶道枯山水庭園彫刻etc.

無教養が言葉の「無知」を振りかざしているだけ。
以上。

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