webページのスクリーンショットを引用する時に気になったこと

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僕は以前の記事はてなブックマークさんの暮らしタグの惨状をスクリーンショットにて保存し、それを引用し、記事を作成し、掲示しようとした。

その時ふと「動的に日々変化するwebページを引用のため画像に固定したが、引用要件を満たすためにurlを記載すれば、引用確認で飛んだ方はもうすでに引用画像とは異なった情報を提示されるので、記載したurlは誤載に当たらないだろうか?」という疑問がよぎった。

見識不足でurlを記載しないまま僕は記事を投稿してしまったが、あとになり色々調べたり、読者の意見を聞いた末、リンクを記載し今の形に至っている。

元々、いずれにしても不備がある情報を掲示し続けていることがインターネットという開けた空間で言論を行おうという者の態度としていかがわしいと感じている。

ただ、取り扱っている問題はこれからのインターネットの言論を考えると、言論の質が向上していくのか、衰退していくのかの分水嶺のように僕は思っていて、一見揚げ足取りのような記事で表現としてまずいとも思いつつも、問題の大きさを鑑みて掲示し続けている。

今思えばウェブ魚拓を利用していればよかったのだと痛感している。

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動的なサイトは確実に増えている現状でurlの記載は正しく扱えるのだろうかという一抹の不安

はてなブックマークのように利用者の統計により動的な性質を持つものや、wordpressのような利用者の環境に応じてhtmlデータを書き出すという動的性を持つものなど、これから時間経過に応じて変化してしまうデータが増えていくように思われる。

さて、引用要件を観れば、引用として記載した情報内容と引用元として明示した出所に記載されている情報が一致していることに言及している項目は著作権法上では、僕の知る限り、改変の禁止しか見られない。

今回挙げた問題点は、引用者が引用する内容を改変しないが、引用元が改変された場合、引用者はどう対応すればよいべきかわからない点にある。

現状、インターネット上の情報はしがないブロガーの記事から新聞などの報道、官公庁のデータに至るまで平気で改変・削除が行われている。これは書籍などの物理媒体に記載された情報では起こりえなかったことである。
僕はwordpressのリンクチェックのプラグインを用いることでリンク切れを処理(更新)することには成功しているが、改変にまではチェックは行き届いていないのが現状である。

ウェブ魚拓を利用するなど可能な限り元情報を静的にする処理をすればいいのかもしれないが、「忘れられる権利」という問題や、削除依頼をすれば削除されてしまうことを考えると根本解決には至らないという結論になる。
焚書も同じではないか? という意見もありそうだが、焚書の労力と削除依頼の労力は同じと考えるべきではない。

だからといって引用要件を守らないのは問題外

最後に付け加えておくが、だからといって引用元の記載を怠ってはならない(怠ってしまった事実がある僕が言うのは憚られるが……実に反省している)

引用要件はマナーや礼儀の問題でもなければ、「著作権の無断転載は親告罪だからばれなきゃいい」「ばれたらばれたで俺が金を払えば終わる話」という悪辣が許されていいものでもない。引用は著作権法上で特別に認められているが故にようやく許される行為なのだ。

法やルールは法治下に置かれる人間が悪であるほど制限が厳しくなることは中学高校で教わる、教わるというより経験し実感するはずだ。ゆとりある社会で生きていきたいものだ。そのために僕自身もこの国で生かしてもらっている以上、順法精神は失いたくない。

以上を以て反省文を終わる。

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