料理の情熱が枯れ果てた僕が本気でオススメするキッチン用品と調理家電

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この記事を見て「金の臭いしかしない」という感想を持ったので、居酒屋で働いていたせいかもう魚に触れたくもなくなっている僕がこれは買っても損はないだろというキッチン用品を紹介したい。

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ガス

人類は火を扱えるようになったおかげで、他の動物よりも小さな消化器官を手にすることができ、結果大きな脳を持つに至ったと物の本に書いていた(註1)。

特にひとり暮らしを始める人の中で、節約など理由はともあれ料理をしたいと構想している人! 電気コンロオンリーの部屋なんかに住んだら最後、ほぼほぼ料理なんてしなくなる。

最近のIHは良いらしいが、僕は扱ったことがないのでどうにも言えない。ただ、掃除がしやすいというメリットは、昨今のガスコンロにも十分言えることで大きなアドバンテージとは言えなくなっていることをここに述べておく。

雪平鍋

インスタントラーメンを茹でるあれ。これさえあればインスタントラーメンはもちろん、煮物や親子丼、簡単なスープもこれひとつでなんとかなる。
お湯もこれさえあればすぐに沸かせる万能選手だ。ただ、お湯はお湯専用にヤカンを用意してもいいが、それは収納スペースとご相談。

鉄のフライパンor中華鍋

一回で何人前を用意するのかで大きさを吟味しよう。とにかく大きさはよく考えるように。もう一度言う、大きさを間違えるな。

鉄に限定したのはちまたに溢れるテフロンパンはどう頑張っても炒め物等にも使用するなら一年か二年ほどでダメになるからだ。雑に扱えばすぐにダメになる。
その点、鉄製は構造が単純な分ぞんざいに扱っても長年使っていける。最初は安いのを買って扱いに慣れた後にそこそこいいのを買うのが良いだろう。

慣れたら卵料理も作れるようになるので、テフロンパンの魅力は僕には全く感じられない。

土鍋

料理をし続けていると困るのが食材が微妙に残ることと、何を作るか迷うことだ。迷った時には鍋が一番。とにかく放り込んで湯がけば完成する。

あと、是非土鍋での炊飯をおすすめしたい。土鍋炊飯の記事はこちら。

牛刀

先がとんがっていて、刃渡りの長い牛刀をおすすめする。ここだけ奮発しよう。切り口ひとつで料理の味は相当変わってくる。それに刃渡りが長いと野菜の千切りや肉を切る、魚を引く時にも重宝する。

長年研ぐことで刃の幅が細くなった包丁を使っている人をみたら、「あ、この人料理してるな」感がすごく出てくる。

プラスチック製で分厚く熱湯消毒okのまな板

上の記事で紹介されていた木製のまな板は包丁に優しいなどメリットは大いにあるのだが、手入れが面倒で仕方が無い。刃が当たって出来た溝に雑菌がたまりやすく一般家庭ではオススメ出来ない。

それなら刃に強いプラスチック製で、なおかつ切るときに安定するよう分厚いもので、かつ熱湯をぶっかけても曲がらないまな板が断然良い。それに漂白剤で殺菌すればなお清潔だ。

大きいサイズのラップとレンジでチンできる密閉タッパ

何でも一から始めると気合いと根性が必要になってくる。ただ、一度動き始めれば存外、面倒なことでも出来てしまうのが人間の心情である。

野菜は切ってさえいれば調理時間と洗い物の量をかなり節約できる。タッパで綺麗に整頓された冷蔵庫はやってる感ばっちりだ!

ご飯も余分に炊いておいてラップで蒸気ごと密閉してしまって冷凍庫に放り込めば、レンジでチンすればすぐにそこそこうまいご飯が食える。

おいしそうに見えるお皿

料理がうまいと思われるかどうかは99%見た目にかかっているといっても過言ではない(と思う)。そして、料理の見た目の60%は盛り付ける皿にかかっているといっても過言ではない(と思う)。居酒屋で働いている時に何に気を付けていたかと言われれば、一番は清潔、二番に切り方、三番に盛り付けだった。味は分量さえ間違わなければそんなに違いはでないが、こと見た目に関しては本当に個人のセンスにゆだねられる。二番の切り方も結局のところ見た目である。もちろん、食材の大きさをそろえることや、食べやすい大きさにすることは味に直結するが、大きさがそろっていることも、食べやすそうな大きさにするのも、見た目に関係してくるのだ。がたがたの刺身なんて食う気になれない。

そして、何よりも皿。雰囲気のあるイタリアンな店で出てくるような、

こんな皿にパスタをちょんとのっけてパセリでも散らせればどんなへたっぴでもおいしそうに盛り付けられる。こんなので出てきたら出された方がむしろ恐縮するだろう。
皿の威力は絶対だ。

コーヒーに関して

上の記事ではアフタヌーンティーまで視野に入れていたので、僕も負けじとご紹介したい。

まず、手でコーヒーを淹れるのは相当な技術を要することを肝に銘じてほしい。コーヒーはむちゃくちゃ難しい! 下手をしたら粉のコーヒーの方がそこそこの値段を出せばおいしい場合もある。

それに豆を使い切ることも難しい。ひとり暮らしで400gなんて買ってしまった日にはいつになったら使い切れるかわかった物ではない。かつ、コーヒーは焙煎したものだと常温で空気に触れた状態だとおいしく飲めるのは1週間ほどしか猶予はない。タ〇ーズコーヒーで働いていた時、封を開けていないものでも焙煎一ヶ月で廃棄になっていたはずだ。朝の一杯なんて悠長なことは言ってられない、たくさん飲めたくさん。

それでもやっぱりおいしいドリップコーヒーが飲みたいという人は覚悟を以て挑戦しよう。

必要な物

この辺だろうか。

特に注ぎ口が細いケトルは、おいしいドリップコーヒーを淹れるのであれば、見過ごすことは出来ない。とにかくじっくり蒸らしながら時間をかけて淹れることでコーヒーのうまみが湯に溶けてドリップするからだ。普通のヤカンでも極めれば出来ないこともないが、極めなければいけない。

あと大事なことは焙煎から日にちが経っていないような良い豆屋さんを見つけることだ。東京の中野坂上に住んでいたときは近くにそんな豆屋さんがあったので、そこで買った豆を買ったその日に淹れたコーヒーは今でも忘れられない。

ここまで言えばわかると思うが、相当にめんどくさいので家で淹れるなんて難しいことはせずに良い喫茶店を見つけた方が何倍も幸せになれる気もしないでもなくなってくる。

その他調理器具一覧

  • ボールとそれに合ったざる
  • お玉
  • フライ返し
  • おろし器(わさびなどの目の細かいやつもついているもの)
  • キッチンが狭いなら底の深い寸胴
  • キッチンが広いなら大きめの両手鍋
  • 器具ではないがちょっと値段のする醤油と塩
  • 胡椒ミル付きの胡椒

以上。

追記、かなり大事な計量カップ

この存在を忘れるとはなんたることか。百均のでいいので、とにかく計器類で計量カップだけは必需品と言って良い(お菓子の場合はわかりません……)。小さじや大さじ程度であれば、指や手のひらでなんとかなるが(何回か作って自分でおいしい量を見定めるのにそう苦労しない)、ワンカップとか500mlとか1Lとかはどうにも難しいのでこれはあった方が良い。

※註1 ダニエル E リーバーマン (著), 人体六〇〇万年史 上──科学が明かす進化・健康・疾病 ,塩原 通緒 (翻訳) (早川書房)  2015/9/25出版

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